10月30日、読売の「地球を読む」に、劇作家・山崎正和氏が、「日本的“平和”の転換点」と題して北の核実験を論じている。要約しコメントしたい。 「今回の危機に当たって注目されたのは、日本のイニシアティブだ。日本政府がまず独自の制裁を発表したことが、国 ...
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2006年10月
北朝鮮は追い詰めると暴発するか
雑誌・Willの12月号に、重村智計早大教授が、「“核のジレンマ”に陥った北朝鮮」というレポートを書いている。重要部分を要約する。 「北朝鮮の指導者の判断力が、ここ数年非常に悪く、外交で成功した例がない。日朝首脳会談でも、北朝鮮は何も得るところがなかっ ...
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北の核武装脅威となるは日本だけ
10月28日の産経新聞「正論」は、志方俊之帝京大教授の「北朝鮮はなぜ核実験を急いだか」というレポートである。要約してコメントしたい。 「北朝鮮は、弾道ミサイルの試射に失敗し、地下核実験も完全には成功しなかった。開発途上にあって、信頼性も低いまま、な ...
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他国の方が知っている日本の強さ
韓国・中央日報の李哲浩・論説委員が、「菊と刀」というコラムで、次のように論じている。日本の核武装に対する、韓国の高い関心を示すものである。 「北朝鮮による核実験で、日本が注目されている。北朝鮮は日本という要素を過少評価した。日本の動き次第では、終着 ...
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世界は日本の核武装を恐れている
引き続き、月刊日本の菅原光弘元公安調査庁第二部長へのインタビュー記事、「世界の恐れる日本の核武装」を紹介する。 「北朝鮮の核実験は、東アジアの安全保障環境を根本的に変化させました。核保有国である北朝鮮と、どう向き合うのか。核保有国に対して何ができる ...
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